プログラム
行為のメタラーニング
~人間の運動学習ストラテジーを再考する~
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=== 1日目 2023年10月7日(土) ===
9:00~9:40 受付
9:40〜10:10 【学会長講演】
『行為のメタラーニングとは何か』
講師:安田 真章(東京大学医科学研究所附属病院)
10:20〜11:40 【特別講演Ⅰ】
『能動的推論と運動制御』
講師:吉田 正俊(北海道大学)
司会:安田 真章(東京大学医科学研究所附属病院)
11:50~12:40 【特別企画シンポジウム】
『人間の運動学習をメタラーニングという視点から探求する』
シンポジスト:園田 義顕(高知医療学院)
シンポジスト:濵田 裕幸(東京大学)
シンポジスト:安田 真章(東京大学医科学研究所附属病院)
13:40~14:30 『ラーニングからメタラーニングへⅠ』
【クリニカルセミナー①】(第1会場)
《運動学習理論のこれまでとこれからを考える》
プレゼンター:川崎 翼(東京国際大学)
モデレーター:池田 由美(東京都立大学)
【クリニカルセミナー➁】(第2会場)
《メタ認知 − 自己を知ることの意味 −》
プレゼンター:本田 慎一郎(リハ塾SHIN)
モデレーター:大島 埴生(岡山リハビリテーション病院)
【クリニカルセミナー③】(第3会場)
《行為空間の再学習は可能か》
プレゼンター:寺田 萌(村田病院)
モデレーター:河野 正志(五条山病院)
14:40~15:30 『ラーニングからメタラーニングへⅡ』
【クリニカルセミナー④】(第1会場)
《記憶の中の行為とメタラーニング》
プレゼンター:濵田 裕幸(東京大学)
モデレーター:平谷 尚大(脳損傷友の会高知青い空)
【クリニカルセミナー⑤】(第2会場)
《行為のプロジェクション》
プレゼンター:三上 恭平(登戸内科・脳神経クリニック)
モデレーター:新田 麻美(北海道医療大学病院)
【クリニカルセミナー⑥】(第3会場)
《認知過程のメンタルオペレーション》
プレゼンター:坂本 隆徳(福山記念病院)
モデレーター:壹岐 伸弥(川口脳神経外科リハビリクリニック)
15:30~16:30 【認知の種を播く:コーヒーブレイク】
【道具とリハビリテーション】(第2会場)
《実技体験:臨床に認知の種を播く》
担当:千葉県地域勉強会スタッフ
【ミニシンポジウム】(第3会場)
《運動学習の理解のための多面的アプローチ》
シンポジスト:金 起徹(川口脳神経外科リハビリクリニック)
シンポジスト:松本 侑也(横浜なみきリハビリテーション病院)
シンポジスト:福本 悠樹(関西医療大学)
16:30~17:40 【特別講演Ⅱ】
『もうひとつの生を掘り出す − An unconscious belief in a future life −』
講師:岡﨑 乾二郎(造形作家、批評家、武蔵野美術大学客員教授)
司会:宮本 省三(高知医療学院)
=== 2日目 2023年10月8日(日) ===
9:00~ 受付
9:00~11:00 【一般演題 ポスター発表】(第2会場)
9:00~10:00 奇数番号
10:00~11:00 偶数番号
9:20~10:05
一般演題 口述発表①(第1会場)
座長:赤口 諒(摂南総合病院)
- 『皮膚書字覚に着目した書字訓練 - 異種感覚統合による書字運動軌道の誘導を試みた失行性失書の1例 -』
押川 眞(福岡徳洲会病院リハビリテーション科) - 『行為間比較の治療概念とオートポイエーシスの特性との対応関係』
村部 義哉(京都府立医科大学大学院(研修員)) - 『横方向の手すりでのみリーチング可能距離を超えてリーチし転倒を繰り返すパーキンソン病患者の臨床評価と一考察』
三上 恭平(登戸内科・脳神経クリニック リハビリテーション科)
指定演題①『臨床を創造する』(第3会場)
座長:加藤 祐一(結ノ歩訪問看護ステーション)
- 『運動器疾患に対する認知神経リハと徒手のハイブリットな介入について』
高石 翔(川田整形外科リハビリテーション部) - 『認知神経リハビリテーションによる介入の効果検証としての定量的評価』
金 起徹(医療法人 香庸会 川口脳神経外科リハビリクリニック) - 『共有意思決定を用いた関わりにより生活機能の改善を認めた慢性疼痛を有する訪問リハビリテーション事例』
池田 勇太(摂南総合病院 リハビリテーション科)
10:15~11:00
一般演題 口述発表➁(第1会場)
座長:菊地 豊(脳血管研究所美原記念病院)
- 『両手動作時に特異的な消去現象がみられた脳梗塞後の1症例』
辻田 有希奈(摂南総合病院 リハビリテーション科) - 『変形性膝関節症保存例を対象としたTimed Up and Go testの運動イメージ評価における妥当性と信頼性』
高石 翔(川田整形外科リハビリテーション部) - 『重心移動に対する教示方法を工夫することで視覚に依存した立位姿勢制御とすくみ足が改善したパーキンソン病患者の一例 - 外的焦点化を用いた感覚再重み付け訓練の試み -』
金 起徹(医療法人 香庸会 川口脳神経外科リハビリクリニック)
指定演題➁『臨床を創造する』(第3会場)
座長:玉木 義規(甲南病院)
- 『効果的な治療展開のためのオリジナル道具創作術』
後藤 圭介(国際医療福祉大学 成田保健医療学部理学療法学科) - 『患者の言語をどのように分析するか』
上田 将吾(結ノ歩訪問看護ステーション) - 『行為間比較における「意識」の活用形態とプロフィール評価の再考』
村部 義哉(京都府立医科大学大学院医学研究科医学生命倫理学)
11:10~12:10 『人間の運動学習を再考するⅠ』
【クリニカルディスカッション①】(第1会場)
《片麻痺と学習》
話題提供/症例提示:
- 『生活期脳卒中対象者の行為の学習 - 日常生活の【私】を知る -』
岡本 浩一(新潟脳外科病院) - 『脳梗塞後遺症により右片麻痺を呈した症例への介入経験 - 行為の学習を促進させるための目標設定ツールの活用 -』
三上 純(株式会社フルラフ)
オーガナイザー:内田 成男(富士リハビリテーション大学校)
【クリニカルディスカッション➁】(第2会場)
《神経難病と学習》
話題提供/症例提示:
- 『姿勢異常があるパーキンソン病患者が自律した姿勢修正を行うために - 自覚を考慮した認知神経リハビリテーション -』
青木 良磨(登戸内科・脳神経クリニック) - 『運動学習下において可能なメタラーニングとは何か? - 脊髄小脳変性症患者の学習戦略への介入の試み -』
奥田 悠太(脳血管研究所美原記念病院)
オーガナイザー:奥埜 博之(摂南総合病院)
【クリニカルディスカッション③】(第3会場)
《失語症と学習》
話題提供/症例提示:
- 『言語学習における動機づけと認知課題の検討 - 自律的な学習方略の獲得を目指して -』
木川田 雅子(東北医科薬科大学病院) - 『社会に溶け込む振る舞いの再学習に向けて - 内省する自己の構築を探求した臨床推論から考える -』
林田 佳子(摂南総合病院)
オーガナイザー:稲川 良(水戸メディカルカレッジ)
12:10~13:00 【認知の時間 公開録画】
『メタ学習の神経構造』
園田 義顕(高知医療学院) 他
13:10~14:10 『人間の運動学習を再考するⅡ』
【クリニカルディスカッション④】(第1会場)
《高次脳機能障害と学習》
話題提供/症例提示:
- 『表面的に自立していた高次脳機能障害患者の行為の回復への探索』
沖田 学(愛宕病院) - 『高次脳機能障害を併発した皮質盲患者がどのように世界と適応するかを探る』
石橋 凜太郎(村田病院)
オーガナイザー:大松 聡子(国立障害者リハビリテーションセンター)
【クリニカルディスカッション⑤】(第2会場)
《運動器疾患と学習》
話題提供/症例提示:
- 『整形外科領域での痛みに対する認知的介入 - メタラーニングを考慮して -』
青木 幸平(中青木整形外科) - 『学習を促進するための患者とセラピストの関わりを再考する』
矢野 恵夢(摂南総合病院)
オーガナイザー:江草 典政(島根大学医学部附属病院)
【クリニカルディスカッション⑥】(第3会場)
《発達障害と学習》
話題提供/症例提示:
- 『Dyslexia症状を呈する児童の書字行為に対する介入 - 学習方法の変容に向けて -』
田中 雄大(NPO法人子どもの発達・学習を支援するリハビリテーション研究所) - 『子どもの課題解決方略の理解と援助』
浅野 大喜(日本バプテスト病院)
オーガナイザー:浅野 大喜(日本バプテスト病院),塙 杉子(名古屋女子大学)
14:20~15:00 【会長講演】
『この世の喜びよ − ペルフェッティの認知神経理論の視点からの解釈 −』
講師:宮本 省三
15:00~ 【閉会式・フィナーレ】