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認知神経リハビリテーションジャーナル

『認知神経リハビリテーションジャーナル』/第22号/2023年/目次

認知神経リハビリテーションジャーナル No.21表紙

【巻頭言】

  • 集団の中で生きるために/河野正志
  • あなたとわたしが織りなす臨床のデザインを探す/江草典政

【特集:We-mode 〜"我々"としての「認知」と「リハビリテーション」】

  • We-mode cognitionとリハビリテーション/河野正志
  • リハビリテーションにおける他者の影響と役割 −社会神経科学的知見の応用−/浅野大喜
  • 臨床の造形 〜We-mode rehabilitationの臨床像と回復への視座〜/江草典政
  • 回復への葛藤,苦悩と触媒としてのセラピストのありようとは −中年期に脳卒中を発症した人のエスノグラフィーを通して−/大島埴生
  • 対話することの本質を再考する −発話することから振る舞いの選択に向けて−/林田佳子

【研究と報告】

  • 意識経験の記述を学習プロセスへ導入する道具としての文字言語/木川田雅子・本田慎一郎
  • 骨延長術後の歩行獲得に向けた治療経験/山形繁広

【総説】

  • 認知神経リハビリテーションの科学哲学/村部義哉

【書評】

  • この世の喜びよ/濱田裕幸
  • しびれている身体で生きる/壹岐伸弥

【投稿規程】

【編集後記】

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認知神経リハビリテーションジャーナル No.21

『認知神経リハビリテーションジャーナル』/第21号/2022年/目次

認知神経リハビリテーションジャーナル No.21表紙

【巻頭言】

  • 秘密を解き明かす言葉たち/宮本省三

【特集:経験の言語 〜認知神経リハビリテーションとフォーカシング〜】

  • 第一部:経験の言語
  • 第二部:フォーカシング
  • 第三部:認知神経リハビリテーション

【研究と報告】

  • 機能性構音障害症例に対する異種感覚情報変換課題の試み/稲川良

【投稿規程】

【編集後記】

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認知神経リハビリテーションジャーナル No.20

『認知神経リハビリテーションジャーナル』/第20号/2021年/目次

認知神経リハビリテーションジャーナル No.20表紙

【巻頭言】

  • 記憶を使い、記憶を作る/園田義顕

【特集:行為間比較リハビリテーションの現在】

  • 認知神経リハビリテーションにおける行為間比較についてのワークショップ/カルラ・リツェッロ
  • 発達期における行為間比較を用いた訓練:前提となる理論と臨床経験(第1部)/パオラ・プッチーニ
  • 発達期における行為間比較を用いた訓練:前提となる理論と臨床経験(第2部)/パオラ・プッチーニ

【研究と報告】

  • 慢性期脳卒中症例の書字行為に対する介入の試み
    −行為間比較を用いたアプローチ−/岡本浩一,他
  • 音韻検索に過剰な注意を向ける伝導失語症例における視覚認知課題の有効性
    /木川田雅子,他
  • 筋膜リリースと認知神経リハビリテーションを組み合わせた治療が変形性膝関節症患者の動作時痛に与える即時効果 −ケースシリーズ−/高石翔
  • 多感覚性の訓練により両手でのリーチングが改善した左片麻痺症例
    −身体表象からの一考察−/安田真章,他

【総説】

  • 神経現象学としての認知神経リハビリテーション −オートポイエーシス・モデルからの再定式化−/村部義哉

【書評】

  • 傷ついた脳の声が聞こえているか
    〈この体で生きていく〉リハビリテーションの旅/八坂一彦
  • 臨床の造形 −私たちはリハビリテーションをつくる−/明神茉倫子

【投稿規程】

【編集後記】

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認知神経リハビリテーションジャーナル No.19

『認知神経リハビリテーションジャーナル』/第19号/2020年/目次

認知神経リハビリテーションジャーナル No.19表紙

【巻頭言】

  • 足は「海面に浮かぶ船」である/宮本省三

【特集:足・両足】

  • 足の情報性と認知運動療法/宮本省三
  • 足の情報メカニズムと認知運動療法/宮本省三
  • 足の病理の再教育のための認知運動療法/マリーナ・ゼルニッツ
  • 行為としてみた足と両足/マルコ・リゴーニ,他

【研究と報告】

  • 下肢に固有感覚性の消去現象を認めた右半球損傷症例 −両側同時知覚にむけた左右に連続性のある課題−/三上恭平,他
  • 中枢性脳卒中後疼痛患者の両手動作に着目したリハビリテーション介入の試み/壹岐伸哉,他

【書評】

  • 食べることのリハビリテーション 摂食嚥下障害の多感覚的治療/宮城大介
  • 疼痛の認知神経リハビリテーション/小川昌・渡辺典子
  • 脳の中の自己と他者 身体性・社会性の認知脳科学と哲学/田渕充勇

【投稿規程】

【編集後記】

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認知神経リハビリテーション No.18

『認知神経リハビリテーション』/第18号/2018年/目次

認知神経リハビリテーション No.18表紙

【巻頭言】

  • 『認知をめぐる長い旅路』に寄せて/宮本省三

【特集:認知をめぐる長い旅路】

  • 第Ⅰ部:行為としての訓練 −大脳皮質ファシリテーション−/カルロ・ペルフェッティ,他
  • 第Ⅱ部:神経生理学の時代 −運動シークエンスの段階的制御−/カルロ・ペルフェッティ,他
  • 第Ⅲ部:認知を生きる −認知運動療法から認知神経リハビリテーションへ−/カルロ・ペルフェッティ,他
  • 第Ⅳ部:エッシャーの画廊 −行為間比較−/カルロ・ペルフェッティ,他

【紹介】

  • ピサ・ヴィゴツキーセンターにおける認知神経リハビリテーション/木村正剛

【研究と報告】

  • パーキンソン病患者の起立動作改善を目的とした足底触覚課題の有効性/三上恭平,他
  • 脳卒中者の損傷半球による身体性の違いについて−言語記述の計量テキスト分析による検討−/上田将吾,他
  • 指導方法の差異が短期的な運動技能保持に及ぼす影響/佐藤慎也,他

【書評】

  • 玉木義規,壹岐伸弥

【投稿規程】

【編集後記】

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認知神経リハビリテーション No.17

認知神経リハビリテーション No.17表紙 本号の特集は「多感覚統合と行為間比較」である。セラピストは「多感覚統合」という言葉から「Ayres の感覚統合療法」を想起するだろう。学習障害(LD)や自閉症などの発達障害児へのリハビリテーションである。感覚統合療法では視覚,聴覚,体性感覚,前庭覚などの感覚情報処理が重要視される。脳の感覚情報処理の問題が「行為の学習」を妨げるからである。そして,この感覚統合とは多感覚統合のことである。
 しかしながら,人間の行為はすべて多感覚統合である。そのため多感覚統合を子どものリハビリテーションに限定してはならない。片麻痺や高次脳機能障害のリハビリテーションにおいても多感覚統合を考慮する必要がある。また,感覚統合療法では多感覚環境下での行為を求める。一方,認知神経リハビリテーションでは行為を創発するための「身体化(embodiment)された心」の多感覚統合を目指す。
 近年,多感覚統合の神経メカニズムについての脳科学研究が増大している。それらの知見を参照しながら,片麻痺患者の身体空間,身体近傍空間,身体外空間の病理を見直し,その治療的介入としての認知神経リハビリテーション(行為間比較)の訓練を再検討する必要がある。
 本号では,サントルソ認知神経リハビリテーションセンターで長期研修中の濱田裕幸氏が『行為間比較の用語について』をコンパクトにまとめている。これを読みながら,言葉の意味を理解してほしい。また,昨年,同じく長期研修した平谷尚大氏が臨床でのカルテの実際を紹介している。これを読みながら,臨床での観察と訓練を理解してほしい。「両手動作」は,サントルソでのマスターコース(2018年 3月15-17日・76名参加)のテーマであり,今後の行為間比較の新展開に期待してほしい。 認知神経リハビリテーションは「人間のためのリハビリテーション」である。人間の行為と認知の謎はまだ解明されていない。多感覚統合と行為間比較の探求はつづく。
 なお,本誌は年刊/非売品で,学会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は日本認知神経リハビリテーション学会にご入会ください。

(認知神経リハビリテーション学会/機関誌編集部 宮本省三)

『認知神経リハビリテーション』/第17号/2017年/目次

【巻頭言】

  • 多感覚統合,両手動作,行為間比較のカルテ/宮本省三

【特集:多感覚統合と行為間比較】

  • 多感覚統合の神経メカニズム/フランカ・パンテ
  • “共通の目的のための両手”手の空間,両手の空間/カルラ・リゼッロ,他
  • 行為間比較における用語について/M田裕幸
  • 行為間比較におけるリハビリテーションカルテ/平谷尚大

【研究と報告】

  • 観念運動失行に対する情報伝達としての運動の産出訓練の効果について-シングルケーススタディによる検証-/河野正志,他

【臨床経験】

  • 視床障害例に対する多感覚統合課題の試み/大島埴生,他

【書評】

  • 玉木義規,壹岐伸弥

【投稿規程】

【編集後記】

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認知神経リハビリテーション No.16

『認知神経リハビリテーション』/第16号/2016年/目次

認知神経リハビリテーション No.16表紙

【巻頭言】

  • リハビリテーションは“驚き”から始まる/宮本省三

【特集:失語症】

  • 認知神経リハビリテーションにおける言語療法/アンナマリア・ボニバー
  • 失語症患者に対する認知神経リハビリテーション/稲川良
  • 認知理論に基づく言語治療の展開—言語療法のパラダイムシフトをめぐって/木村絵梨

【研究と報告】

  • 脳卒中片麻痺患者を対象とした上肢ポインティングによる身体表象の評価/壹岐伸弥,他

【臨床経験】

  • 右半側空間無視と同時失認により視覚探索障害を呈した症例—視覚性注意に着目した訓練-/大平雅弘,他
  • 著明な右空間への視線偏向を呈した半側空間無視症例の介入経験-無視症状の改善プロセスに連動した姿勢制御へのアプローチ-/赤口諒,他

【紹介】

  • 在宅から認知神経リハビリテーションをどのように考えるか/加藤祐一

【書評】

  • 田渕充勇

【投稿規程】

【編集後記】

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認知神経リハビリテーション No.15

『認知神経リハビリテーション』/第15号/2015年/目次

修正箇所[PDF]

【巻頭言】

認知神経リハビリテーション No.15表紙
  • セザンヌとお茶を/宮本省三

【特集:リハビリテーション文化】

  • 手…手は死んでしまったのか?/Perfetti,C, Giannalelli, G
  • テュルプ博士の講義/Perfetti,C
  • 鏡と身体/Perfetti,C
  • 中間世界/Perfetti, C,Mori,L
  • 言語の再教育/Perfetti,C,Bellessi, L
  • フィオレンツォの詩/Perfetti,C
  • 手紙/Perfetti,C

【臨床経験】

  • 小脳障害症例の姿勢制御改善に向けた介入/大島埴生

【書評】

  • 本田慎一郎,中村三夫,宮本省三

【投稿規程】

【編集後記】

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認知神経リハビリテーション No.14

認知神経リハビリテーション No.14 機関誌『認知神経リハビリテーション』第14号が完成しました。今回の特集は「行為間比較」です。「行為間比較」は,2010年頃からCarlo Perfetti教授が,認知運動療法の考え方や手法を大きく転換していったものです。このときPerfetti教授は,「私は認知運動療法を捨て去ってもいいと思っている」とまで言ったそうです。これは,1970年代後半から臨床展開が始まった認知運動療法の大きなパラダイム変換だと考えていいでしょう。
特集論文は,Perfetti教授とCarla Rizzello氏とが2011年にイタリアのサントルの学会やマスターコースで講演した「行為間比較」に関わる講演内容と,そのあとサントルで長期研修を実施した園田義顕氏が,それらにできる限り学術的説明を加えた,計3つの論文からなっています。端的に言えば,それらは訓練室において“認知運動療法”から学んだ内容を患者が日常生活の行為に転移できるか,またその場合に多種感覚の統合を訓練としてどう組込んでいくかという,とても難しい内容になっています。特にPerfetti教授の論文は,いつものようにmetaphoricなものとなっていますので,会員の皆様には, Rizzello → 園田 → Perfetti論文の順に読み進められることをお勧めします。
 「特集」のほかには,「総説」に1編,「研究と報告」に2編の論文を掲載できました。「総説」はリハビリテーション医療における身体論を広い学問領域から論じた力作です。また,「研究と報告」はいずれも,パーキンソン病をもつ患者の認知的観察と介入を試みた論文となっています。パーキンソン病の患者に対する認知神経リハビリテーションについてのイタリアからの発信は,私の知る限りまだありません。当会の若手・中堅会員によるこれらの論文に目を通され,議論が続くことを希望します。
 なお,本誌は年刊/非売品で,学会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は日本認知神経リハビリテーション学会にご入会ください。

(日本認知神経リハビリテーション学会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知神経リハビリテーション』/第14号/2014年/目次

【巻頭言】

  • 「認知」のパラダイムシフト/園田義顕

【特集:行為間比較】

  • 訓練と現実─コウモリであるとはどのようなことか?─ /カルロ ペルフェッティ
  • 行為間比較とは何か/園田義顕
  • 現実の教授法─訓練を現実の行為に翻訳する─ /カルラ リゼッロ

【総説】

  • リハビリテーションにおける身体経験─身体に対する認知神経リハビリテーションの視座─/大島埴生

【臨床経験】

  • 前屈姿勢に改善を認めたパーキンソン病の一症例 ─静止画を用いた視覚情報と体性感覚情報を照合するアプローチ─/三上恭平,他
  • 狭い間口の通過時に生じるすくみ足の症状改善に向けた介入事例 /奥埜博之,他

【書評】

  • 江宮本省三,沖田一彦

【投稿規程】

【編集後記】

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認知神経リハビリテーション No.13

認知神経リハビリテーション No.13 機関誌『認知神経リハビリテーション』第13号が完成しました。本号の特集は「痛み」です。表紙の写真には,認知神経リハビリテーションにおいて,肩の痛みを有する患者に対してしばしば用いられる空間問題を適用している場面を掲載しました。
 特集論文としては,まず第4回マスターコースにおける痛みのメカニズムとその解釈についてのCarlo Perfetti氏の講義内容を掲載しました。次に日本語では初公開となる,Perfetti氏と写真家 Silvano Chiappin氏の共同作品である,痛みに関する写真集『痛みと呼ばれた情動』の内容の一部を抜粋して掲載しました。前者では痛みの新しいメカニズムの理解が,医学的・認知科学的な側面から進められています。また後者では,写真,詩,作者らの相互インタビューなどのさまざまな表現媒体を用い,人にとっての痛みの意味の理解が芸術的・人文科学的に進められています。痛みの理解に対する接近法は大きく異なっていますが,会員の皆さまには,両者が表していることが同じであることに気づいていただきたいと思います。
 「特集」のほかには,「研究と報告」に1編,そして「エッセイ」に1編の論文を掲載できました。また偶然ですが,「書評」で紹介されている二つ書籍も「痛み」に関するもので,そのうちの一つは本会の若手会員が執筆したものです。会員の皆さまにおかれましては,本号のすべての内容を熟読され,明日からの「痛み」の治療に向き合っていただければ思います。
 なお,本誌は年刊/非売品で,学会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は日本認知神経リハビリテーション学会にご入会ください。

(日本認知神経リハビリテーション学会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知神経リハビリテーション』/第13号/2013年/目次

【巻頭言】

  • 痛みに対する認知運動療法の挑戦/宮本省三

【特集:痛み】

  • リハビリテーションの問題としての疼痛/カルロ ペルフェッティ
  • 痛みと呼ばれた情動/カルロ ペルフェッティ,他

【研究と報告】

  • 閉眼・開眼における他動運動での文字識別時の上肢脊髄運動神経機能の興奮性の変化/弓永久哲,他

【臨床経験】

  • 肢節間協調の再学習が脳卒中片麻痺患者の歩行時における上肢の特異的病理の制御に及ぼす効果
    ―自律歩行能力の獲得を目的としたシステムアプローチの一例―/村部義哉,他

【エッセー】

  • 1960年に出版された手のリハビリテーションの専門書
    ―認知運動療法のルーツとしてのソビエト心理学のインパクト―/沖田一彦

【書評】

  • 江草典政,平川善之

【投稿規程】

【編集後記】

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認知神経リハビリテーション No.12

認知神経リハビリテーション No.12 機関誌『認知神経リハビリテーション』第12号が完成しました。本号の特集は「整形外科疾患」です。表紙の写真には,イタリアの認知神経リハビリテーションセンターのセラピストFranca Pante氏が,膝靭帯損傷の患者に空間問題を適用している場面を掲載しました。
 特集論文としては,まずCarlo Perfetti教授に整形外科疾患に対する認知神経リハビリテーションの理論を,肩関節を例に解説していただきました。次に宮本省三氏に,股関節の機能と訓練の指針について執筆していただきました。また高橋昭彦氏に,整形外科疾患に対して認知運動療法を導入する場合の糸口を,イタリアの新人セラピストが始めてそれを行ったときの困惑と思考を題材に示していただきました。これらの論文でも触れられていますが,整形外科疾患に対する認知運動療法は,効果が現れやすい反面,機械論的な思考が定着したセラピストには,もっとも受け入れに抵抗感があるのも事実です。特集論文を題材にして,まだ認知神経リハビリテーションに足を踏み入れていない同僚セラピストを巻き込み,広く整形外科疾患に認知運動療法の導入を図っていただきたいと思います。
 「特集」のほかには「総説」に1編,「研究と報告」に1編,そして「エッセイ」に1編の論文を掲載できました。特に,イタリアの哲学者Alfonso Iacono教授による「総説」は,Perfetti教授が運動イメージを用いた治療の方向性を再考するのに,大いに議論し参考にした内容だと聞いています。哲学の論文は難解かもしれませんが,最後まで熟読いただきたく思います。
 なお,本誌は年刊/非売品で,学会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は日本認知神経リハビリテーション学会にご入会ください。

(日本認知神経リハビリテーション学会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知神経リハビリテーション』/第12号/2012年/目次

【巻頭言】

  • 私たちは何を回復させる専門職なのか?/沖田一彦

【特集:整形外科疾患】

  • 整形外科系疾患に対するリハビリテーション治療 /カルロ ペルフェッティ
  • 股関節の機能と認知運動療法/宮本省三
  • 整形外科系疾患に対する認知運動療法の臨床導入─「認知運動療法で治療した私の最初の患者−受講生の戸惑い−」を手がかりとして─ /高橋昭彦

【総説】

  • 中間世界と目の端/アルフォンソ M. イアコノ

【研究と報告】

  • 重量の知覚学習が圧力再現能力に与える影響/生野達也,他

【エッセー】

  • イメージの内実 ─腰痛の治療体験を通して─/大島埴生

【書評】

  • 池田由美,八坂一彦

【投稿規程】

【編集後記】

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認知神経リハビリテーション No.11

認知神経リハビリテーション No.11 機関誌『認知神経リハビリテーション』第11号が完成しました。新しくなって2年目となる本号の特集は「体幹」です。前号より,表紙に「特集」の内容を象徴する写真を掲載することにしていますが,本号ではサントルソの認知神経リハビリテーションセンターのセラピストCarla Rizzero氏が,センターで患者さんの体幹の訓練を行っている場面を使用しています。
 特集の論文としては,宮本省三氏に体幹の認知機能と訓練の指針についての基本を,鶴埜益巳氏に体幹の認知運動療法についての観察と訓練の実際について書いていただきました。会員諸氏にはすでに当たり前のことになっていると思いますが,体幹の機能は座位の保持というだけでなく,起立や歩行の要(かなめ)となるものです。熟読のうえ,臨床での思考や実践に反映させていただきたいと思います。
 「特集」のほかには,「研究と報告」に1編,「臨床経験」に2編,そして「エッセイ」に1編の論文を掲載できました。他に「総説」および「紹介」の区分もありますので,皆様のご投稿をお待ちしています。
 なお,本誌は年刊/非売品で,学会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は日本認知神経リハビリテーション学会にご入会ください。

(日本認知神経リハビリテーション学会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知神経リハビリテーション』/第11号/2011年/目次

【巻頭言】

  • ゾウの鼻,カメの甲羅,ヴァルバンソンの浴女/宮本省三

【特集:体幹】

  • 体幹と認知とリハビリテーション/宮本省三
  • 中枢神経疾患片麻痺患者に対する体幹の訓練の組織化/鶴埜益巳

【研究と報告】

  • 変形性関節症患者の身体認識について/前田真依子,他

【臨床経験】

  • 小脳後葉梗塞を呈した一症例に対する認知運動療法/田渕充勇,他
  • 運動イメージによる痛みの制御/舞田大輔

【エッセー】

  • 夏目漱石の小説『門』における認知神経リハビリテーション的解釈 /荻野 敏

【書評】

  • 沖田一彦

【投稿規程】

【編集後記】

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認知神経リハビリテーション No.10

認知神経リハビリテーション No.10 機関誌『認知神経リハビリテーション』第10号が完成しました。これまでお知らせしてきたとおり,本誌は,本会の名称の変更に伴い,旧『認知運動療法研究』を改題ししたものです。名称を変えての初めての発行になりますが,改題なので号数は引き継いでいます。
 そのため本号は「第10号」になりますが,特集は「手」です。Carlo Perfetti氏とSilvano Chappin氏による写真集『脳の鏡』(Grafiche Turano Edizioni, 2009, 未邦訳)の内容を,編集部で論文形式に編集・整理したものを掲載ています。また鶴埜益巳氏には,手の認知運動療法の理論と実際について分かりやすく解説していただきました。認知運動療法が1970年代後半に,「片麻痺患者の手の機能回復はどうして他の部位より悪いのか」という疑問からスタートしたという事実を知る会員も多いはずです。熟読のうえ,臨床での思考や実践に反映させていただきたく思います。特集のほかには,「臨床経験」に2編,そして新設区分である「エッセイ」に1編を掲載できました。
 さて,雑誌のサイズは欧米の学術誌の標準であるA4版(変形)にし,表紙をカラフルにデザインしました。本号の表紙の写真には,イタリアの「認知神経リハビリテーションセンター」のセラピストであるFranka Pante氏が,患者さんの手の訓練を行っている場面が使われています。この写真部分は,特集のテーマによって毎号変えていく予定です。また,内容のレイアウトも大きく変更しています。紙質も薄いものにし,どちらかというと,我が国でよく目にする「科学読み物」のスタイルに近い形を取りました。ぜひ手に取られ,感想などお寄せいただくと嬉しく思います。
 なお,本誌は年刊/非売品で,研究会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は研究会にご入会ください。

(日本認知神経リハビリテーション学会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知神経リハビリテーション』/第10号/2010年/目次

【巻頭言】

  • 手を讃えて/宮本省三

【特集:手】

  • 脳の鏡 LO SPECCHIO DEL CERVELLO/Carlo Perfetti, 他
  • 手の情報メカニズムと訓練/鶴埜益巳

【臨床経験】

  • 慢性期脳卒中片麻痺症例の手指に対する認知神経リハビリテーション/大植賢治,他
  • 頚髄損傷患者に対する認知運動療法の試み/香川真二,他

【エッセー】

  • パーキンソン病の脳/平井達也

【書評】

  • 生野達也,三田久載

【投稿規程】

【編集後記】

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認知運動療法研究 No.9

認知神経リハビリテーション No.9 研究会機関誌『認知運動療法研究』第9号が完成しました。今回の特集は「リハビリテーションカルテ」です。認知運動療法を患者に適用する場合,それが厳密な観察から始まり,病態に関する仮説を立て,治療計画を立案し,予後予測を行い,治療を実践することで立てた仮説の検証を行うという手順(プロトコール)が必要になることは,多くの会員が概念的には知っているはずです。本特集は,イタリアの認知神経リハビリテーション研究センターで記載されたカルテを素材に,それをかなり具体的に解説したものとなっています。
 特集は宮本省三氏の理論的な解説と,鶴埜益巳氏および高橋昭彦氏による実践的な解説の計3編の論文から構成されています。会員の皆様にはご熟読いただき,自分の症例の観察から治療までをどのようなフレームで進めていったらいいかについての“核”になる部分を形成していただければと思います。また特集のほかには,「総説」に2編,「研究と報告」に2編,「症例経験」に1編の論文を掲載しています。
 昨年の総会で,次年度から組織の名称を『日本認知運動療法研究会』から『日本認知神経リハビリーション学会』に変更することが承認されました。これにともない,本誌の名称も『認知運動療法研究』から『認知神経リハビリテーション研究』に変更される予定です。第1号から第9号まで,本誌にご執筆ならびにご購読いただきました会員および関係者の皆様に心から感謝申し上げます。名称が変更されても号数は引き継がれますし,雑誌の構成が大きく変更されることはいまのところありません。つきましては,会員の皆様には,引き続き積極的な論文のご投稿をお願い致します。
 なお,本誌は年刊/非売品で,研究会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は研究会にご入会ください。

(認知運動療法研究会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知神経リハビリテーション』/第9号/2009年/目次

【巻頭言】

  • 次の10年にむけて/沖田一彦

【特集:リハビリテーションカルテ】

  • 特集にあたって
    −認知運動療法の手続き(プロトコール)−/宮本省三
  • 中枢神経系疾患のリハビリテーションカルテ/高橋昭彦
  • 整形外科疾患のリハビリテーションカルテとその解説
    −右棘上筋腱損傷・変性術後の一症例から−/鶴埜益巳

【総説】

  • 痛みに対するリハビリテーション
    −脳科学・痛み学の視点からのアプローチ−/西上智彦,他
  • セラピストのための現象学
    −身体の現象学と経験拡張課題−/稲垣 諭

【研究と報告】

  • イメージ想起時に特徴的な言語記述の解釈/今井祐子,他
  • アクティヴタッチによる物理的差異から認知的差異への情報変換
    −健常成人,健常高齢者および認知症患者の比較−/平井達也,他

【臨床経験】

  • パーキンソン病患者の姿勢異常に対する認知運動療法の試み/村部義哉,他

【書評】

  • 園田義顕,呉 胤美

【投稿規程】

【編集後記】

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認知運動療法研究 No.8

 研究会機関誌『認知運動療法研究』第8号が完成しました。今回の特集は「歩行」です。認知運動療法では,人間の歩行機能をロシア(旧ソビエト)の生理学者アノーキン(Anochin)の提唱したシステム(system)の観点から捉えています。その考え方を理解すれば,歩行機能の障害に対する認知運動療法が,なぜ臥位や座位から実施されるのか分かるはずです。
 特集はイタリアのCarlo Perfetti氏とCarla Rizzelo氏の翻訳論文,および研究会の園田義顕氏,鶴埜益巳氏,高橋昭彦氏による三つの書き下ろし論文の計5編から構成されています。会員の皆様には熟読いただき,歩行障害というリハビリテーションにおけるもっとも重大な問題の解決に,新たな切り口から挑戦していただきたいと思います。また特集のほかには,「研究と報告」に1編,「症例経験」に1編の論文を掲載しています。
 なお,『認知運動療法研究』は年刊/非売品で,研究会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は研究会にご入会ください。

(認知運動療法研究会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知運動療法研究』/第8号/2008年/目次

【巻頭言】

  • Physical MedicineとRehabilitation/沖田一彦

【特集:歩行】

  • 特集にあたって−歩行とリハビリテーションの諸問題/高橋昭彦
  • 足−運動に対する実用論的分析の試み−/Carlo. Perfetti
  • 歩行という機能システムの分析/Carla Rizzelo
  • 歩行機能の創発
    −行為を生み出すシステム・アプローチ−/園田義顕
  • 歩行機能障害に対する認知運動療法(Ⅰ)
    −臥位・座位における治療的介入−/鶴埜益巳
  • 歩行機能障害に対する認知運動療法(Ⅱ)
    −立位における治療的介入−/高橋昭彦

【研究と報告】

  • SD法を用いた健常者の身体系言語の分析/前田真依子,他

【臨床経験】

  • 半側空間無視によりボディイメージの欠落を生じた一症例
    −自画像描画による病態解釈および認知課題の導入−/山手千里,他

【書評】

  • 八坂一彦,小鶴 誠

【文献抄録】

  • 井ノ口尚美,浅野大喜

【投稿規程】

【編集後記】

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認知運動療法研究 No.7

 研究会機関誌『認知運動療法研究』第7号が完成しました。今回の特集は「脳卒中」です。イタリアおける認知運動療法の開発が脳卒中片麻痺患者の機能回復を目指して始まったことはよく知られた事実です。認知運動療法の適用は現在も拡大し続けていますが,やはりその基礎は脳卒中片麻痺に対する理論と実際にあります。
 特集はCarlo Perfetti氏の翻訳論文,Franca Pante氏の講演内容を編集した論文,およびイタリアで長期研修を行った高橋昭彦氏による二つの書き下ろし論文の計4編から構成されています。基礎的な内容から観察および治療の実際にいたるまで,片麻痺の認知運動療法に関する現在的で重要な内容が解説されていますので,会員の皆様にご熟読いただきたく思います。
 なお,『認知運動療法研究』は年刊/非売品で,研究会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は研究会にご入会ください。

(認知運動療法研究会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知運動療法研究』/第7号/2007年/目次

【巻頭言】

  • 片麻痺の歴史についての覚書/宮本省三

【特集:脳卒中】

  • リハビリテーションにおける機能解離の解釈/Carlo Perfetti
  • 反射概念の変遷とリハビリテーション/高橋昭彦
  • 片麻痺患者の観察/Franca Pante
  • 痙性麻痺に対する認知運動療法/高橋昭彦

【総説】

  • 認知運動療法と現象学 −形成的治療の探求プログラム序説−/稲垣 諭
  • 生体における動きの性質/Giorgio Gabella

【研究と報告】

  • 慢性腰痛者における体幹運動の誤認角度と脳活動 −fNIRS研究−/上田知世恵,他
  • 物品使用時における言語教示の違いが対象への視覚的注意に及ぼす影響/西谷圭人,他

【書評】

  • 沖田一彦

【投稿規程】

【編集後記】

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認知運動療法研究 No.6

 研究会機関誌『認知運動療法研究』第6号が完成しました。今回の特集は「子どもの発達」です。2005年の小児ベーシックコースにIse Breghi先生が,また2006年の同アドバンスコースにPaola Puccini先生が来日され,それぞれのコースで子どもの発達障害と認知運動療法についてのすばらしい講義をしてくれました。
 本号はお二人の講義内容を論文に編集したものと,河本英夫先生をはじめ,コースにおいて講演やシンポジウムに登壇していただいた先生方の論文から構成されています。これらの論文には,子どものみならず,大人の障害を理解し治療するためのキーとなる重要な情報が数多く含まれています。よって,成人の認知運動療法に携わっている会員の皆様にも熟読していただきたく思います。
 なお,『認知運動療法研究』は年刊/非売品で,研究会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は研究会にご入会ください。

(認知運動療法研究会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知運動療法研究』/第6号/2006年/目次

【巻頭言】

  • 子どもが分からなければ大人は分からない/沖田一彦

【特集:子どもの発達】

  • 発達期における神経系損傷の認知神経理論
    −適応的機能の組織化における運動・言語・認知−/Paola Puccini
  • 知覚モダリテイ,認知過程,訓練/Ise Breghi
  • 発達の現象学/河本英夫
  • 乳幼児・発達障害児の内的世界
    −内部観察的視点をもったリハビリテーションへ−/浅野大喜
  • 小児期の脳損傷に対するリハビリテーション
    −認知運動療法とともに(総論)−/人見眞理

【総説】

  • 身体状態の意識化・イメージ化
    −運動イメージの正しい理解に向けて−/樋口貴広

【研究と報告】

  • 脳性麻痺児に対する書字の獲得に向けた認知運動療法の試み/石附智奈美
  • 自閉症児の対人関係障害に対する情動的アプローチ/野島正光
  • 脳性麻痩児に対する認知運動療法
    −視覚優位な対象操作から体性感覚による対象操作へ−/伊藤信寿

【書評】

  • 宮本省三,池田耕治,鶴埜益巳

【投稿規程】

【編集後記】

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認知運動療法研究 No.5

 研究会機関誌『認知運動療法研究』第5号が完成しました。今回の特集は,「身体思想」です。前号に引き続いて身体論の特集を組んだのは,もう一度,「人間の身体をどのように捉えるかが,どのようなリハビリテーション治療を選択するかを決定するという出発点を確認したかった」(「あとがき」より)からです。
 「患者中心の医療」が叫ばれている今,Perfetti氏が二つの論文で強調する"道具としての身体の具象化"が,現在の医学・医療・リハビリテーションのあり方に大きく影響を与えているという指摘の意味を,私たちは深く考えてみる必要があると思います。
 なお,『認知運動療法研究』は年刊/非売品で,研究会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は研究会にご入会ください。

(認知運動療法研究会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知運動療法研究』/第5号/2005年/目次

【巻頭言】

  • 脳の中の身体を治療する/池田耕治

【特集にあたって】

  • 身体思想とリハビリテーション/宮本省三

【特集:身体思想】

  • 身体を語る/Carlo C.Perfetti
  • リハビリテーション身体論/宮本省三
  • 情報性/Carlo C.Perfetti
  • 両手接着患者に対する認知運動療法/Susanne Wopfner-Oberleit
  • 「死体からの手の移植」に関する二,三の事柄/宮本省三

【総説】

  • 社会的認知における心の理論と模倣行動の発達/森岡 周
  • 運動観察・模倣に関連したミラーニューロンシステム/松尾 篤

【研究と報告】

  • 注意要求課題に伴う心的負荷付与による主観的重量判定の変化/越智 亮
  • 眼性斜頚に対する認知課題の効果/今渕雅之

【臨床経験】

  • 嚥下障害者のリハビリテーションにおける認知課題/本田慎一郎

【報告】

  • 2005年マスターコース印象記/信迫悟志

【書評】

  • 北里堅二、小林功宜、尾崎正典

【投稿規程】

【編集後記】

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認知運動療法研究 No.4

 研究会機関誌『認知運動療法研究』第4号が完成しました。今回の特集は,「身体と意識」です。この二つのテーマは長いあいだ哲学において論じられ,ごく最近になって科学の対象となったばかりのものです。医学・医療においては,心身医学や看護学がその重要性に気づき始めた魅力的かつ難解なテーマですが,介入の具体的な方向性を示す形で特集が組まれたのは本号が初めてではないかと思います。今回の特集は,認知運動療法という治療体系を通してリハ医療における心身二元論を克服するための布石になるはずです。会員の皆様の読後のご意見をお聞きかせください。
 なお,『認知運動療法研究』は年刊/非売品で,研究会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は,研究会に入会されてください。

(認知運動療法研究会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知運動療法研究』/第4号/2004年/目次

【巻頭言】

  • 沖田一彦

【特集:身体と意識】

  • 身体論から身体化された心へ
    −メルロ・ポンティ,ヴァレラ,オーポイエーシス−/河本英夫
  • 身体の形成と介入可能性/河本英夫
  • リハビリテーションは意識するからこそ成立する
    −意識の視点から−/池田耕治

【総説】

  • 空間認知によって生成される身体図式/森岡 周
  • 物体認知によって呼び出される身体図式/森岡 周
  • 神経認知リハビリテーション概論/池田耕治
  • 運動イメージ治療の効果/松尾 篤

【研究と報告】

  • 足底圧中心と足趾荷重からみた裸足歩行の再考/金井秀作
  • 教示の有無による知覚経験の変化/光藤美樹

【臨床経験】

  • 新生児期からの認知発達的アプローチ/浅野大喜
  • 口腔・咀嚼機能障害を呈する片麻痺患者に対する認知運動療法/本田慎一郎

【書評】

  • 小鶴 誠,池田耕治

【投稿規程】

【編集後記】

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認知運動療法研究 No.3

 研究会機関誌『認知運動療法研究』第3号が完成しました。今回の特集は,「失行症」です。臨床で見逃されやすい本症の新しい病態解釈と治療方略について,会員の皆様の研究・臨床実践に大いに参考になるものと思います。特集のほかにも,認知運動療法に関わる論文や記事を多数掲載していますので熟読ください。発刊が遅れましたことを心からお詫び申し上げます。
 なお,『認知運動療法研究』は年刊/非売品で,研究会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は,研究会に入会されてください。

(認知運動療法研究会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知運動療法研究』/第3号/2003年/目次

【巻頭言】

  • 沖田一彦

【特集:失行症】

  • 特集にあたって/宮本省三
  • 認知過程からみた失行症の治療的解釈/宮口秀樹
  • リープマンの遺産/宮本省三
  • 失行症の定義に関する歴史的認識
    −認知運動療法実践の観点より−/S. Fornari
  • 失行症に対する認知運動療法/F. Pante

【総説】

  • 空間認知障害のリハビリテーション
    −bilateral receptive field neuron の役割について−/塚本芳久
  • 脊柱の病理に対する治療訓練/M. Zernitz

【研究と報告】

  • 「認知運動療法」の運動課題に伴う体性感覚誘発電位の変動/鶯 春夫
  • 臨床における運動イメージの統御可能性テストの試み/山藤真依子
  • 視覚条件の差異が荷重制御の運動学習に及ぼす影響/千鳥司浩
  • 学習過程における運動表象分析
    −ビデオ映像を利用した運動の言語化−/鈴木理砂
  • 重度な半側無視を呈する2症例に対する多重感覚刺激を用いた能動的対象操作訓練の有用性/酒井 浩
  • 発症後5年を経過した脳血管障害患者に対する認知運動療法による歩容改善
    −シングルケースデザインによる検討−/金井秀作

【臨床経験】

  • 前腕再接着例に対する認知運動療法の試み/山崎祐輔
  • 脳卒中片麻痺患者の肩関節痛に対する認知運動療法の試み/香川真二
  • 半側空間無視を呈した片麻痺患者に対する認知運動療法の経験/大塚 忍
  • 脳卒中片麻痺に対する認知運動療法の経験/本田慎一郎

【紹介】

  • 兵庫県立リハビリテーションセンター中央病院における認知運動療法の臨床展開/高橋昭彦
  • 国府病院における認知運動療法の実施状況/荻野 敏
  • サントルソにおける認知運動療法最新事情の視察・研修/内田成男

【書評】

  • 山田真澄,森岡 周,河村章史,小林弘基

【文献抄録】

  • 中島由紀香,平井達也,藤川小百合

【投稿規程】

【編集後記】

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認知運動療法研究 No.2

 研究会機関誌『認知運動療法研究』第2号が完成しました。今回の特集は,リハビリテーション治療手技の開発が停滞している「失調症」です。小脳機能に関する欧米の基礎科学の研究成果をリハビリテーションの立場からいかに解釈し治療を展開していくべきか,本誌に掲載された論文を読まれたうえで今一度考えてみて下さい。特集のほかにも,認知運動療法に関わる論文や記事を多数掲載しています。
 なお,『認知運動療法研究』は年刊/非売品で,研究会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は,研究会に入会されてください。

(認知運動療法研究会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知運動療法研究』/第2号/目次

【巻頭言】

  • 塚本芳久

【特集:失調症】

  • 特集にあたって/宮本省三
  • 小脳の感覚および認知機能/Laurence M. Parsons
  • 小脳機能のリハビリテーション医学的解釈/Carlo Perfetti
  • 小脳性運動失調に対する認知運動療法の試行/山田真澄

【総説】

  • 下肢の整形外科的運動障害に対する運動療法の問題点と展望/高橋昭彦
  • 認知運動療法に適した研究デザインの検討−シングルケーススタディの紹介−/荻野 敏

【研究と報告】

  • 筋力低下例における力量情報の短期記憶と筋感覚的イメージの機能的等価性/高田 祐
  • 半側空間失認に対する認知運動療法適用の試み/富永孝紀
  • 重度感覚障害を伴う片麻痺に対する認知運動療法/中里瑠美子
  • 右大腿骨骨幹部骨折を呈した患者の治療経験−免荷時期における運動療法の検討−/豊田平介
  • 脊髄小脳変性症に対する足底部への体性感覚刺激訓練による歩行能力改善の試み/逢坂幸佳

【紹介】

  • 認知運動療法の現地研修報告(その1)/石原崇史
  • 認知運動療法の現地研修報告(その2)/佐藤正俊

【書評】

  • 池田由美,土田真也

【文献抄録】

  • 比嘉早苗,千鳥司浩,宇根千晶,宮口英樹

【投稿規程】

【編集後記】

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認知運動療法研究 No.1

 研究会の機関誌『認知運動療法研究』の第1号を発行しました。特集として,最近イタリアで認知運動療法の手技として盛んに用いられている“運動イメージ”の理論と実際のほか,認知運動療法に関わる総説論文や研究論文などを多数掲載しています。
 『認知運動療法研究』は年刊/非売品で,研究会会員にのみ無料で配付しています。購読を希望される方は当ホームページの入会手続きをご覧にのうえ研究会に入会されてください。また,会員の皆様の「総説」「研究と報告」「紹介」「道具と課題」欄への投稿を歓迎いたします。締め切りは特に設けていませんので,投稿規程をご覧のうえ,編集部までふるってご投稿下さい。

(認知運動療法研究会/機関誌編集部 沖田一彦)

『認知運動療法研究』/第1号/目次

【巻頭言】

  • 宮本省三

【祝辞】

  • Carlo Perfetti

【特集:運動イメージと運動療法】

  • 特集にあたって/宮口英樹
  • 運動実行と運動感覚を内的にシミュレートする運動イメージ/内藤栄一
  • 感覚とイメージを表現する神経機構/塚本芳久
  • 認知運動療法における治療介入としての運動イメージの使用/Franca Pante

【総説】

  • 運動療法のパラダイム転換/宮本省三
  • 知覚の心理学史/森岡 周

【研究と報告】

  • 触覚の認知過程が運動誘発電位に及ぼす影響/山田真澄
  • 殿部体性感覚情報が坐位姿勢調節に及ぼす影響について/木俣信治
  • レンデレンブルグ跛行を呈した変形性股関節症患者に対する認知運動療法/村上仁之
  • 脳卒中片麻痺例の体軸異常に対する認知運動療法の試行/山田真澄
  • 不全脊髄損傷に対する認知運動療法の試み/石原崇史

【紹介】

  • 認知運動療法の現地研修報告/池田由美

【道具と課題】

  • 動作につながる課題/佐藤正俊

【書評】

  • 木村浩三,内田成男

【文献抄録】

  • 大平高正,山口富美子,高橋昭彦,中里留美子

【投稿規程】

【編集後記】

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