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今、イタリアを一人旅しているセラピストのM氏から写真が届いた。東京のベーシックコースの打ち上げの時、サントルソでのマスターコースに参加してイタリアに魅せられ、時々、一人旅をしているという話を聞いた。そこで、会長メッセージで皆んなに紹介したいので写真を送ってほしいとお願いした。
彼からメールで届けられた写真を見て、若い頃、イタリアの文化や芸術に圧倒された記憶が蘇った。認知神経リハビリテーションの勉強も同じだと思う。何かに圧倒されることで“見果てぬ夢”が生まれる。歩くことで、自己の“まなざし”に気づく。
まずはローマの写真から紹介する。その中の一枚が面白い。彼がカラバッジョよりも肩の損傷に興味を持っているのがわかる。だが、写真に言葉は不要だろう。次はフィレンツェの写真が届く予定だ。ポントルモの「十字架降下」を見てくるように伝えている。
旅人からの写真を見て、何かを感じればそれでいい。
大切なのは、その感覚を忘れないことだ。
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